2008年3月7日、バンドル版DBMaster5.0 リリース
 

組み込み用モジュール、DBMaster5.0の主な特長

  今回の新バージョンリリースでは大規模システムでの利用を想定した機能強化を図っています。
データロックでは索引行レベルのロックが標準の仕様となり、同時実行性が向上、ログ機能の充実によりデータベース運用上で需要の高かったトレーサビリティの強化、データテーブルにおける項目数の拡張など前バージョンに比べ製品全体を大幅にグレードアップ。
オープンCOBOLとDBMasterを連携させるDCI(DBMaster COBOL Interface) Windows版はMicro Focus Net Expressに対応。
バンドル版ではこれまでのバージョン同様、エンジン部分のフットプリントは最小構成にて10数メガバイト程度。
インストール不要のモジュールのため、ファイルをコピーするだけで動作し、組み込みシステムから基幹系システムまで幅広い用途に導入可能です。


※Micro Focus、Net Expressは Micro Focus社の登録商標です。

<対応プラットフォーム>
Windows2000/XP/2003/Vista
Linux2.2/2.4/2.6
HP-UX 他

DBMaster5.0の主な特長
■インデックス行レベルロックサポート

DBMaster4.3以前では、データページに関しては行ロックをサポートしておりましたが、インデックスページはページロックでした。そのため、インデックスを持つテーブルへのマルチアクセス更新処理で、同一インデックスページ内でのロック解放待ちのオーバーヘッドがありました。また、タイミングによってデッドロックも発生していました。
DBMaster5.0ではインデックスページロックではなく、インデックスキー毎のロックに仕様変更されます。これにより同時実効性が向上し、ロックタイムアウトやデッドロックの発生率が大幅に下がります。

■新ログシステム

DBMaster4.3以前ではAUDITトレースを設定することによりデータベースに対する処理の詳細ログを取得することが可能でしたが、設定にはデータベースの再起動が必要であり出力内容もバイナリであるため専用ツールでの解析が必要等、利便性の面で問題がありました。また、期待する情報をピンポイントで取得するための細かいレベル設定ができませんでした。
DBMaster5.0では従来のAUDITトレースを廃止し、新しいログシステムが提供されます。
新ログシステムでは、オンラインでのログ設定が可能になり、エラー出力、遅延SQLの抽出、実行計画の確認、バインド変数の出力等細かいレベル設定が可能になり、障害箇所の特定やSQLチューニングを容易に行うことが可能です。

■ネットワークデータ圧縮

クライアント/サーバ間で大容量のデータを抽出/挿入する等、ネットワーク帯域の消費によるパフォーマンスダウンが懸念されます。
DBMaster5.0において、クライアント/サーバ間での転送データの単純なパラメータ設定での自動圧縮/解凍をサポートし、ネットワークトラフィックを縮小します。 圧縮/解凍時のCPUコストは若干増えますが、大量のテキストデータのやり取りを行うケースではパフォーマンス向上が期待でき、特に回線速度が遅いネットワークの場合は顕著な効果をあげます。

 
 
DBMaster5.0強化項目
◇DB作成時にページサイズの指定が可能です。(4kb、8kb、16kb、32kb)
◇作成可能カラム数が252から2000に拡張されます。
◇複合インデックスの作成可能カラム数が16から32に拡張されます。
◇オブジェクト名の最大長が32バイトから128バイトに拡張されます。
◇SQL文の最大長が32767バイトから2097152バイトに拡張されます。
◇XMLデータ型およびXMLインデックスをサポートします。
◇データベースアンロード時の出力ファイルのオブジェクト毎の分割が可能になります。
◇ジャーナルファイル単体のサイズ制限が2ギガバイトから8ギガバイトに拡張されます。
◇WORD、EXCEL、PPT、HTML等各メディアデータに対してMEDIA CLASSを提供し、テキストインデックスをサポートします。
◇UTF-8データを使用するためのデータ変換関数を提供します。
   

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