DBMasterには以下のような特長と機能があります。

 
 

1.マルチメディアサポート
2.オープンインターフェイス
3.携帯性と拡張性
4.簡単なインストールと管理
5.ハイパフォーマンス
6.CD−ROM用のデータベース
7.データ整合性
8.バックアップ、リストア、リカバリ
9.セキュリティ管理
10.ストレージ管理
11.高度な言語機能
12.ロック
13.XML Data Bridge
14.DCI(DBMaster COBOL Interface)

 

  強力なマルチメディア管理機能がデータベース・エンジンに組み込まれており、テキスト、画像、音声、ビデオ、アニメーションを含む大量のマルチメディア・データを効率的に格納、操作します。マルチメディア管理機能は、必要に応じて異なる方法でマルチメディア・データを格納する柔軟性も提供します。
マルチメディア・データは、バイナリラージオブジェクト(BLOB)として直接データベースに格納することができます。データは、在来型のデータタイプに用意されている安全性、信頼性、整合性によって全面的に保護されます。
また、ファイルオブジェクトとして格納することにより、データをデータベース管理下に置きながら、第三者のマルチメディアツールからのアクセスも可能にします。
 

  ODBC3.0互換インタフェースとANSI SQL-99サポートを使用することによって、高性能のアプリケーションを素早く作成することができます。Visual C++、Visual Basic、Delphi、AcuBench等の多種多様の開発ツールを使用してアプリケーションを構築します。DBMasterは特定の開発環境の制約はなく、既存のツールで作業することができます。
以下のオープンインタフェースが含まれます。
ANSI-SQL99 適合
ODBC 3.0サポート
ESQL/Cプリプロセッサ
JDBC3.0サポート
UNICODEサポート
ESQL/Cプリプロセッサは、従来のC開発環境で書かれたプログラムの開発プロセスを単純化します。高水準の組み込みSQL問い合せ言語のパワーを使ってデータベース・アプリケーションを記述すると、DBMasterプリプロセッサが自動的に適切なODBC関数コールに変換します。
 

  クロスプラットホームのサポートと独自のオープン・アーキテクチャを持っているので、DBMasterは多くの環境で使用できます。複数のプラットホームにデータベースのアプリケーションを配置することが可能で、より大規模なシステムに移行する場合も簡単に実現できます。ノートPCのシングルユーザのシステムから、世界中に配布されるマルチユーザシステムまで拡張することも簡単にできます。
このように既存のハードウェアで開発した後にデータベースをアップグレードまたは拡張することができますので、コストダウンが図れます。
 

  どのようなプラットフォームでも、わずか数分で簡単にDBMasterをインストールすることができます。一枚のCD‐ROMに全てのプラットフォームをサポートするバージョンが含まれていますので、プラットフォーム間の移行作業時にもコストがかかりません。  

  DBMasterは、コンパクトでパワフルなため、素早く構築したい開発者に最適です。ネイティブODBC、マルチメディア処理、効率的なデータアクセスを統合することにより、高速のパフォーマンスを実現しています。
DBMasterはハイパフォーマンスのデータベースエンジンを搭載し、あらゆるタイプのデータを生成、格納します。強力なクエリーオプティマイザによって、検索スピードがより一層高速になり、ストレージを効率的に利用することが出来ます。DBMasterは動的に表、ページ、行レベルでロックを調節し、複数のユーザがデータにアクセスする際のスピードと、同時実行性を最適化します。
 

  ・ハードディスクリソースの使用は最少量(80Byte)
・全文検索可能


プログラム+DBエンジン+DBデータが全てCD-ROMに収められていて、CD-ROMで稼動できるデータベースシステムのため、データ保存と配布が便利。また、全文検索機能を提供しています。DBMasterはローコストパッケージバンドルをサポートします。
 

  DBMasterには、従来のデータ整合性の全ての機能が備わっています。データ整合性は、主キーと外部キーの参照アクションを全てサポートすることによって保証されます。ユーザ定義データ型は、ドメイン、カラム制約、表制約と共に、正当な値だけがフィールドに格納されることを保証します。  

  DBMasterには、データ紛失や障害によるダウンタイムを防ぐために、最新のデータ保護機能が組み込まれています。先進的なリカバリ、バックアップ、リストア機能を備えることによって、DBMasterは、データベースの信頼性とデータの一貫性を確実なものにしています。  

  DBMSは中央化したマルチ・ユーザシステムなので、無認可のアクセスを防止し、ユーザのアクセスを限定する何らかのセキュリティ管理が必要になります。ユーザおよびグループレベルのセキュリティ権限は、データベースをアクセスする人を管理し、一方、表および個々のカラム権限は、ユーザがアクセスするオブジェクトを管理します。  

  最新のストレージ管理は、簡明な管理機能と構成機能をもつ柔軟なデータストレージを提供します。表の行数あるいはデータベース内の表数には、実用上の制限はありません。表を複数のディスクに跨らせることさえできます。DBMasterは、表スキーマをオンラインで変更することを許し、必要性に応じて動的に調整できるアプリケーションの開発を可能にします。データベースのストレージ領域は、ディスクの上限まで動的に拡張することができます。
また、固定サイズのストレージ領域を設定することもできます。UNIXプラットフォームではローデバイスをサポートし、ファイルシステムをバイパスし最大性能で直接ローデバイスに書き込むことができます。
 

  高度な言語機能が従来のデータベース機能を補完します。ストアドコマンド、ストアドプロシージャ、トリガー、ユーザ定義関数を使用して、DBMasterの機能を容易に拡張しカスタマイズすることができます。ビジネス規則を直接データベースエンジンに組み入れ、ロジックをデータベース内に集中させ、保守管理しやすくします。  

  DBMasterがサポートする主なロックモード(タイプ)は、共有(S)ロックと排他(X)ロックです。複数のユーザが同時にデータに共有ロックをかけることはできますが、1つのオブジェクトに対して排他ロックをかけることができるのは1ユーザのみです。共有ロックと排他ロック以外に、内包ロックと呼ばれるロックモードも使用することができます。
また、DBMasterには、表(リレーション)、ページ、行(タプル、レコード)の3段階のロック単位があります。表はページで構成され、ページは行で構成されています。
 

  DBMasterのXMLデータブリッジはXMLデータからDBMasterあるいはその逆の変換を行い、柔軟性と接続性に優れています。XMLはインターネットでデータを共有する際の業界標準になりつつあります。DBMasterを使うと、データベースの表をXML文書として簡単に出力することができます。また、DBMaster4.1よりGUIツールにてXML文書における要素や属性を個々のフィールドにマッピングすることが可能になりました。  

  DCI はWRITE、REWRITE、DELETE、READ等の命令をSQL構文に変換するための、難解なCOBOL操作を必要としない新しいインターフェースです。DCI を使うと既存のCOBOLアプリケーションを書き直す時間を節約することができます。  

     

 
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